人気ブログランキング | 話題のタグを見る

長生殿。。。冥福を祈る。

昨日、大好きな友人のお父様がお亡くなりになった知らせを受けました。
中高大と学生時代、よく遊びに行かせて頂いていたお友達のお父様・・
大病を患われて以来、彼女の結婚式でお見かけしたような記憶がありますが、先日記憶のパンドラが開いたおかげなのか、お宅に遊びに伺った時に階下からお父様が彼女を呼ぶ声をはっきりと思い出しました。
しかも、つい先日、彼女と会った時に、「お父様、おげんき?」なんて言う話をしていた矢先でしたので、本当に信じられなくって・・
長生殿。。。冥福を祈る。_c0077741_0294575.jpg

こちらは、金沢の銘菓(日本三大銘菓の一つ)の長生殿。
唐の白居易の「長恨歌」より、唐玄宗と楊貴妃が愛を語り合った「長生殿」に由来して、加賀藩3代藩主 前田利常と茶道の小堀遠州により命名されたお菓子です。

おじちゃまとおばちゃまも、長い年月をかけて、愛をはぐくまれ、素敵な家庭を作られてきました。
そして、私に素敵な友人をこの世に与えてくださり、私と友人の「仲」が千切れそうになった時にも、素敵なアドバイスをくださったおかげで、今も、仲よくしてもらっています。
私の両親は、私の若い時に死別いたしました。その時の、母の落ち込みを思いだし、今回のおばちゃまのご心痛が重なり、せっかく連絡をくれた友人にも、何も気の利いた事は言えませんでした。

でも、素敵な家庭を築く中で、身を分けた子供たちが、それぞれに独立し、そして、孫の顔を見ることができ、次々に膨らむ自分の家族を思いながら、他界されたであろうおじちゃまのご無念よりも、その幸せを思って、お別れの気持ちに変えようと思います。

楊貴妃と唐玄宗は、「天にありては比翼の鳥、地にありては連理の枝とならん」と、長生殿にて物語りました。
またひとつ、この世の中では、会えなくなった夫婦の姿、とても悲しい出来事ですが、いつまでも、心の中で「おじちゃまとおばちゃまの素敵な夫婦」のお姿をしっかり心に留め置きたいと思います。

そして、大好きな友人 Yへ・・
気の利いた事なんて言えないけれど、あなたは、親孝行を立派に果たしたと思います。たくさんのあなたのお子たちをお父様に見せてあげられたのですから・・
お父様譲りのシャイさとお母様譲りのおおらかさで、無理かもしれないけれど、笑顔の心でお父様を見送って差し上げてください。
涙枯れ果て、少し落ち着いたら、また、時間を共にしましょう。
私が、父を亡くした時に、あなたが、私の父に涙を流してくれたように、私も、あなたと共に、ありたいから・・・

…心より、おじちゃまのご冥福をお祈りいたします・・
by lymphe-beauty | 2009-09-08 01:01 | つれづれ・・


姫と共に生きる道のり        HN : 伽羅


by lymphe-beauty

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧