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MOTTAINAI(ちょっとの食育?w)

この言葉は2004年にノーベル平和賞を受賞したケニアの環境副大臣、ワンガリ・マータイさんが、広めようと頑張っていらっしゃる言葉で、日本の古きよき頃の「美徳」とも言える言葉です。

食品への毒物混入などの問題が相次いで発覚していたころから、「食品自給率」が、日本のメディアでも紹介されるようになり、あまりの自給率の低さに驚かれた方も多いことと思います。

よく例に出されていた「海老天そば」。

ちょっと考えてみましょう。

各自給率
    そば粉  ・・21%
    海老    ・・5%
    天プラ粉 ・・7%
    植物油   ・・2%         これが、カロリーベースですが、日本の実態です。

食品の殆どを輸入に頼っている訳です。

日本は、食糧自給率、40%を割っています。
主要先進国の中で、最低ランクです。
先進国と言われるフランスの130%、アメリカの120%を見返せば、どれだけ悲しい現実か・・

それでも、ご近所を見回せば、畑もあるし・・
お野菜は、国内自給率が高く、80%前後あります。
お米は、もっとあります。。

悲しい現実はもっとあります。
お米の国内生産量と、家庭から排出される「食品廃棄物」は、ほぼ同じ量なんです。。

冷蔵庫で眠らせたまま、使えなくなってしまう事・・
本当は、使える部分なのに、捨ててしまっている事・・・

家庭から出来るMOTTAINAIは、折角命をはっている「食べ物」を無駄にしない事・・

前置が長くなりました・・・

例えば、セロリの葉っぱ・・
お子様をお持ちの方ですと、「セロリ、嫌い」って、食卓から遠い方もいらっしゃるのでは?《笑)
ちょっと香りがキツイと言う方もいらっしゃるかも・・
でも・・セロリは、捨てる所はありませんよ。

わかっているわ、ブーケガルニとか、お肉の匂い消しにに使っているわよ。
いえいえ・普段使いをしなくっちゃ♪
MOTTAINAI(ちょっとの食育?w)_c0077741_057117.jpg


大葉や、万能ねぎの様に、彩りに使えます。

うちの姫は、「とり肉や豚肉の皮(コラーゲンタップリな所・・)」が苦手ですが、大葉でなく、ねぎでもなく、セロリをこの様に添えると、食感が良いらしく、その物よりも、沢山食べてクレます。。

セロリの葉っぱには・・
ガン抑制効果のあるβカロテンや、免疫力を高めるビタミンC、疲労回復効果のあるビタミンB1、B2、血液をサラサラにする効果があるビラジンが含まれています。

お子様が「セロリ嫌い」と仰る方一度、お子様と「セロリのすごさ」を語らってみませんか?
隠して食べさせ「、本当はこれに、セロリ入っているんだよ」もいいですが、
この食品は、これだけ凄い!
っていうのを理解してもらうのも、好き嫌いを亡くすひとつの手立てです。

それには、お母さんが、ちゃんとした知識と調理の工夫も必要です。



言い切る事は出来ませんが、これって、否定できない事だと思います。

確かに、どんなに工夫をしても,食べてくれない。。って事があるかもしれませン。

うちの姫は、「茄子」が苦手でした。

でも、あれこれ試して、若干の強制(一緒にお料理する食材に入れ込む)も加えて、きちんと食べてくれる様になりました。

思い付く、あらゆる方法を試しても、通用しない時には、

是非、お子様と一緒にお買い物に行き、一緒に,お料理をして下さい。

その品が、お野菜であれば、そのものでなくてもいいので、一緒に育ててみてください。

そして、代用出来ると過信せず、その食材の「パワー」を教えてあげて下さい。


きっと、道は開けます。


でも、その前に、親が「嫌い」だから食卓に上げないと言うのは、タブーです。
親戚の子に「納豆(大豆製品一般)」が嫌いな子がいました。
日本の食文化である事を伝え、一緒に練り練りしたり、ダイレクトに「納豆」をネバネバを感じさせない程度のお料理・・
MOTTAINAI(ちょっとの食育?w)_c0077741_1153711.jpg「納豆の揚げ包み」を作ってあげたら、ちゃんと、練り納豆も食べられる様に・・
by lymphe-beauty | 2008-06-10 01:19 | 食育


姫と共に生きる道のり        HN : 伽羅


by lymphe-beauty

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